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夏目アナが番組中に涙した「異端なフィギュアスケート選手」

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夏目アナが番組中に涙した「異端なフィギュアスケート選手」

livedoorニュース2013年04月11日17時15分

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livedoorトピックニュース

10日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」で「新・3大◯◯調査会」のコーナー後に夏目アナが泣いてしまい、番組の進行を有吉弘行に任せるという事態がおこった。

今回このコーナーでは、「記録よりも、記憶に残る女子フィギュアスケート選手」に焦点を当て、スルヤ・ボナリーの異端なスケーティングを紹介した。

アフリカ近海の島で生まれ、生みの親の顔を知らないボナリーは、フランス人夫妻の養子として育てられた。養母が体操教師だったため、フィギュアスケートと共に体操競技を始めたボナリーは、体操のジュニア世界大会で優勝を成し遂げる。しかし、彼女は黒人選手の活躍が極めて少なかった、フィギュアスケートの道を選ぶ。

フィギュアスケートでもトップクラスの実力を発揮。1991年の世界選手権では、女性では世界初となる4回転ジャンプを成功させる。当時は、伊藤みどりが三回転半を跳び革命だといわれていた時代だが、スケート連盟からは回転不足と判断され、表現力も乏しいと5位に終わってしまう。

それ以降も4回転にチャレンジし続けていたボナリーだが、何かと芸術性が低い、あれはスケートではないと揶揄されてしまう。「もう4回転を跳んだって誰も評価してくれない」と嘆いたボナリーは、4回転を封印。必死に表現力を磨いた。

ちなみに、4回転は11年後に安藤美姫が飛び、それが女性初の4回転ジャンプと認定されている。ボナリーの4回転は幻のジャンプとなった。

その後、1994年の世界選手権では、なんとしても自分の実力を認めさせたいと、現在でもほぼ男子でしか見られない連続ジャンプを成功させる。しかし、優勝したのは派手なジャンプはないものの、軽やかなステップや表現力を評価された佐藤有香。採点に納得がいかないボナリーは、2位の表彰台に上がるのを渋った上、泣きながら、首にかけられたメダルを外してしまう。

そして、これまでオリンピックでは5位、4位と苦汁をなめたボナリー。1998年の長野オリンピックが最後になるだろうと言われたが、ケガで長期療養しており体がついていかず、得意のジャンプでもミスが目立ってしまう。それにしても得点が低過ぎないかと問う記者には、「もう慣れたし泣きつかれた」と応えた。

しかし、せめて自分らしく終わる為、ある決断をする。突然、演技終盤で危険なため公式戦では禁止されている、後方宙返りを披露したのだ。皮肉にも、誰にもマネできない大技に会場は歓声をあげた。しかし禁止技を行ったことで得点は低く、10位という結果に終わる。この大会後、ボナリーは競技生活に終止符を打った。

抜群の身体能力を持ちながらも不遇の選手時代を送ったボナリーに、夏目アナは泣いて話すことができず、フィギュア好きとして知られるマツコ・デラックスも目頭を抑えて黙ってしまった。「あれ、お前ら泣いてんの?」と問う有吉に夏目アナは、「有吉さん、読んでください…」とカンペを読んで欲しいと頼んだ。

有吉は「試合後、ボナリーは『審判よりも観客にスケートを楽しんでもらいたかった』と語りまして、一部報道では、積もり積もった採点への不満を抗議したのではないかと言われております。素敵な方でしたね」と、二人の様子に戸惑いながらも、番組を進行させた。

■関連情報
スルヤ・ボナリー/拡大写真 (2008年、日本でのアイスショーに出演)
スルヤ・ボナリー (NAVERまとめ)

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