並の女こそ陥りやすい「恋愛クレーマー」の罠

並の女こそ陥りやすい「恋愛クレーマー」の罠

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記事提供元 独女通信

2014年11月25日12時0分

独女通信

「恋愛クレーマー」

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30代になって「ここ数年、彼氏がいないんですよ」と打ち明けると、「○○さんはかわいいのに、なぜなのでしょうね?」と返されることはないだろうか。いや、ある。「私、もう30過ぎているんです」「えー見えない」、「最近太っちゃって」「えーどこが」と同じく、社交辞令の殿堂といっていい「かわいいのになぜ問題」。「かわいいのに」彼氏がいない独女たちには共通点がある。容姿が「中(ちゅう)の中(ちゅう)」なのである。

“中の中”女は写真写りや化粧ノリ、相手の主観によって評価が大きく分かれるため「かわいい」と「ブス」の間で女としての偏差値はゆらぎまくる。人生に1度(※3度も来ない)のモテ期では、奇跡的にイケメンから猛アタックを受けるようなこともあったであろう。しかし、ささやかな成功体験は恋愛に対する野心を奪うのだ。

“中の中”を自認する沙織さん(33歳)はここ数年、結婚意欲がまるで沸かない。30代直前に訪れた寿ラッシュのときは焦燥感を覚えたが、幸か不幸か親しい友達は独身仲間として残った。

「女子会では老後の話も出る。みんなでこのままつるんで、シェアハウスで過ごすのもいいんじゃないかと、半分本気で話し合います。本音をいえば35歳くらいまでには結婚したいけれど、“婚活”って何をすればいいのかわからない。合コンは誘われればいくけれど、そもそも合コンにやってくるような男性が好きではないんですよ」

そんな沙織さんがよくチェックするのは女性ライターなどによるネットの恋愛コラム。「LINEのやりとりがスマートではない男って、実際に話してみてもつまらない」「根拠もなく『幸せにする』という男は浅はか」などといった、男性へのダメ出しを繰り返す内容に「あるある!」といたく共感するとか。

けれど重箱の隅をつつくような細かなダメ出しは、恋愛意欲を阻む薄いヴェールとなる。「LINEのスタンプくらい有料のものを使ってほしい」「タクシーは女の子から先にのせるもの」といちゃもんにいちゃもんを重ねていくうちに、薄かったはずのヴェールはいつしか恋愛のステージへ上がることを拒む緞帳(どんちょう)へと変化。

恋愛クレーマーと化した女は、「私に彼氏ができないのは周囲にいい男がいないから」とわずかなプライドを抱えながら、ステージからの撤退を余儀なくされるのである。いや、そもそも自らステージなんかに上がらず、舞台上にいるイケメンに引っ張り上げられるのが女たちにとっての理想なのだ。

しかし、明治安田生活福祉研究所が実施した調査「20~40代の恋愛と結婚」によると、「恋愛に関しては積極的に行動するほうだ」に“あてはまる”と回答した30代男性はわずか4.4%! その割合は消費税よりも低く、もはや「初デートのお店が居酒屋チェーン店なんてありえない」なんて公言している女を誰も引っ張り上げちゃくれない。心の底で落胆してもみじんも表情に出さず、チェーン店の食事を「おいしいおいしい」と喜んでくれる女を、男はかわいいと思うのだ。中の中女が輝く瞬間である。

媚びるというのではない。恋愛総草食化している今こそ、したたかであれ!(来布十和)

<関連リンク>
自分から行動しない 恋愛に奥手な「現状維持男子」のホンネ
・2014年 20~40代の恋愛と結婚(第8回 結婚・出産に関する調査より)明治安田生活福祉研究所

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