アラフォーの“プチプラファッション”はイタい?

アラフォーの“プチプラファッション”はイタい?

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アラフォーの“プチプラファッション”はイタい?

独女通信2013年05月06日10時30分

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独女通信

 世の中「アベノミクス」で景気回復への期待感が増しているらしいが、女性の“ファッション”は相変わらずデフレ全盛のまま。好調なのはやはりユニクロやH&M、しまむらなど、いわゆる“プチプラファッション”だ。実際これらのブランドだと、Tシャツは1990円、デニムだって2990円くらいが相場。全身揃えても1万円しないなんて、一昔前では考えられなかったように思う。

 しかし10代や20代の若い女性ならいざ知らず、30代中盤から40代のいわゆる“アラフォー独女”ははたして本当にその波に乗ってもいいのだろうか? そんな疑問や不安を持つ“プチプラ”好きの独女はけっこう多いように思うのだ。
そこで実際に調査してみたところ、やはりアラフォー世代のプチプラファッションには、さまざまな落とし穴があることが発覚した。
「将来のために毎月貯金しているから、ファッションにかけるお金なんてない」という堅実な美里さん(37歳)の愛用ブランドはもっぱら「ユニクロ」。しかしそんなユニクロ生活を揺るがす出来事があって以来、美里さんはユニクロを控えるようになったという。
 その出来事とは、ユニクロのワンピースを着た美里さんがレストランに入ったら、隣になんとまったく同じワンピースを着た若い女性(推定20歳)が座っていたこと。
「店にいる間は、もう生き地獄(笑)。若い子と私のコントラストがもう……。やっぱりアラフォーでユニクロに頼りすぎているとこんな目に合うんだと、目が覚めました」
 以降、そのワンピースは封印。確かに運が悪かったと思うが、これは大量生産されているユニクロの落とし穴といっていいだろう。
 一方、正子さん(38歳)は、プチプラファッション好きな同僚(独女・37歳)の言動が気になるという。
「私のファッションをみて、すぐ『これと似たファッション、しまむらなら2000円ですよ!』とか言うんですよ。あと自分のアイテムを見せて『これ、いくらだと思います?』と言うパターンも。自慢というか、プチプラファッションをやたらアピールするのがウザいんです……。正直『いい年なのになんだかなー』とは思いますね」
 安くていいものを手に入れると、人に自慢したくなる心理は確かにわからないでもない。しかしプチプラファッションでそれをやりすぎるのは、やはり考えもの。特にアラフォー世代の場合、正子さんのように「いい年なのに」と思われる危険性があるのだ。
 とはいえ、社会的地位もあり高給な独女ならともかく、お金に余裕がない人にとって、可愛いアイテムが安く手に入るプチプラファッション心強い味方なのは間違いない。それはいくらアラフォーになろうと同じことだ。
 ではいったい、ファッションにお金をかけたくないアラフォー独女はどのようにプチプラと付き合っていけばいいのだろうか?
「やっぱりファッションにお金をかけられないので、やっぱりユニクロは相変わらず着ています。でも全身はやめました。重要なのはその線引きかなと思っています」
 そう語るのは前述の美里さん。例えばトップスはユニクロでもデニムは「ちょっといいもの」にしたり、またZARAなど、ユニクロ以外でリーズナブルなブランドのアイテムを取り入れたりなど、工夫をするようになったという。
 また過去にはアパレル会社に勤務しており、ファッションにはこだわりを持つ久美子さん(38歳)は、大人のプチプラファッションの取り入れ方をこう提案する。
「最近のプチプラアイテムは素材的にも優秀なものが多いので、一概に“安っぽい”とはいえません。ただ、あまりそれに頼りすぎると、女としての気持ちが安っぽくなる危険性はあります。例えば女性って、1つのアイテムでも本当に思い入れのあるいいものを身に着けると、それだけで“アガる”感じがしませんか?」
 確かにその感情はわからないではない。そして逆に全身プチプラファッションを身に着けていると、なんとなく後ろめたい気持ちになることも事実である。
「そう。たとえ全身プチプラでもいいんです。でもそこにバッグでも靴でも何か1つ、本当にいいものを身に着けるだけで、気持ちが安くならないんです」
 なるほど。ファッションというのは思った以上に精神に直結する。そう考えると、おのずと方向性が決まってくるのかもしれない。ファッションというものは、やはり奥が深いのである。(橋口まどか)
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