「おばさん扱い」許せない相手とは

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「おばさん扱い」許せない相手とは

独女通信2013年04月12日16時00分

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独女通信

「おばさん」。多くの人は時には親しみを込めて、この言葉を気軽に使ってきたことだろう。それは、独女世代も同じはずだ。
しかし、いざ自分が「おばさん」と呼びかけられたとしたら、どうだろう? 穏やかな心でいられるだろうか?先日、人生で初めて「おばさん」と呼びかけられたと話すのは、タカコさん(仮名・38歳)。
「私もアラフォーなので、立派なおばさんだとは思います。でも、よりによって、年配女性に言われたんですよ。ショックなのと腹が立ったのとで、聞こえないフリをしちゃいました。大人げないと自分でも思うんですけどね(笑)。私の場合、甥や姪にも『タカちゃん』と呼ばれているので、『おばさん』というワードに耐性がないんです。だから、おばさんと言われて、急に自分が老けた気がしてイヤでした」

子供に言われるならまだしも、自分よりずっと年上の、「おばあさん」から「おばさん」と呼びかけられたことが腹立たしかったのだという。
ナツコさん(仮名・36歳)も、「不思議と子供から『おばさん』と呼ばれたことはない」と話す。「『おばさん』と言ってくるのは、中年男性が多い気がします。私ももう中年だし、と自覚していますけど、いざ呼ばれるとドキンとします。同時に、『ジジィに言われたくねーよ』とカチンときます。中学生くらいまでの子供に言われるなら、『私ももうそんな年ね』って受け止められるんですけどね」。
では、子供のいる既女はどうなのか。自分で自分のことを「おばちゃん」と言う、と話すのは、小学生の子供がいるカオリさん(37歳)。
「忘れもしない、29歳の時です。同じ年のママ友が、自分の子供に向かって、『おばちゃんのところに言ってて』と言ったんです。おばちゃんというのは、私のこと。その時、『ああ、そうか。子供がいる私は、もうおばさんなんだ』って自覚したんです。1年半前までは独身の『女の子』だったから、衝撃は受けましたけどね」
保育園に通う子供がいる既女のヨウコさん(仮名・35歳)は、「おばさん」と言われても気にしないそうだ。「息子の友達には『○○くんママ』と呼ばれているので、私を『おばちゃん』と呼ぶのは甥だけですが、誰に言われても気になりませんね。子供を産んだら、魂はすっかり『おばちゃん』ですから。うちの子は私を『ママ』と呼ばないので、よその子に『○○くんママ』と呼ばれると、ちょっと恥ずかしいんですよ。だから『おばちゃん』って呼んでくれたらいいのに、と思ってます」
大人の男性に「おばさん」と呼ばれても気にしない、とヨウコさん。
「そういう場合はたいてい、心の中で『お前もおじさんだろー』ってツッコミますから」。
「おばさん」という呼び方に抵抗がある独女と、抵抗がない既女。自分がおばさんだと自覚するポイントは、年齢とは関係ない。独女にとって、「おばさん」は自分とは遠い存在なのかもしれない。(栗頭渋子)
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