デブじゃなくて“ぽちゃカワイイ”!? ぽっちゃり系女子の新雑誌『la farfa』は良くも悪くもリアルすぎ。

デブじゃなくて“ぽちゃカワイイ”!? ぽっちゃり系女子の新雑誌『la farfa』は良くも悪くもリアルすぎ。

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デブじゃなくて“ぽちゃカワイイ”!? ぽっちゃり系女子の新雑誌『la farfa』は良くも悪くもリアルすぎ。

独女通信 2013年04月13日10時30分

記事提供元

独女通信

「日本初!ぽっちゃり系女子のためのファッション誌」という看板を引っさげてこの春創刊された新雑誌『la farfa(ラ・ファーファ)』。
表紙を飾っているのは、ビヨンセのモノマネでブレイクした渡辺直美。
書店のファッション誌売り場でひときわ異彩を放ち、各所で話題になっている注目の新雑誌『la farfa(ラ・ファーファ)』の気になる中身を覗いてみましょう。まずは雑誌の目玉ともいえるグラビアページをチェック。表紙と同じく渡辺直美が登場していますが、これがページをめくった瞬間に「ドーン!」と効果音が頭の中に鳴り響くほどインパクト大! カジュアル、シック、フェミニンの3パターンのコーデを渡辺直美が着こなしているのですが、とにかく迫力満点というか存在感たっぷりというか、「ぽっちゃりの定義ってここまで広げていいんだ…」としょっぱなから圧倒されてしまいます。

続いては体型隠しの強い味方「ワンピース&チュニック着こなし術」や「小顔に見えるメイク&ヘアアレンジ」など、いかにもぽちゃ系女子向けのページを挟んだ後、メイン特集「ふっくらさんのための魔法のコーデ」がドド~ン!と登場。カジュアル、フェミニン、キュート、モードの4ジャンルを「ふっくらさん」向けコーデで紹介しています。
どれもこれもファッション誌の特集としては、ごくごくスタンダード。ぽっちゃり女子版『non・no』と言ってもいいほどの無難な構成です。ただし『non・no』と決定的に違うのは、モデルの身長・体重・スリーサイズが書かれていること! この数字のリアルさこそが、『la farfa(ラ・ファーファ)』の強みといえるのではないでしょうか。
試しに実際の数字を抜粋すると、
モデル:Naoさん/身長159cm 体重68kg B105・W81・H94
モデル:高橋美生さん/身長158cm 体重83kg B115・W90・H120
…どうです? ぽっちゃり系女子のリアル、ガシッと伝わりました?口さがない人からは「ぽっちゃりじゃなくデブじゃん!」とツッコミがあるかもしれませんが、物は言いよう、そこの境界線は各自の解釈ということで寛容にお願いします。
それにじっくりとページを眺めていくと、目が慣れてくるんですよね。「体重68kgかぁ。ぽっちゃり系してはボリュームないほうかな」という感覚で、「ぽっちゃり」に慣れてくる。だんだんと「この子の太もも、むっちりしてて男ウケいいだろうな」なんて目線になってきたり。
とは言うものの、ファッション誌として決定的に残念な点がひとつあります。それは「モデルが素人すぎる!」ということ。
登場するモデルは多いのですが、「ぽっちゃり体型」というコンセプトを重視するあまり、顔面偏差値が二の次になっているんですよね。全体的に「ぽっちゃり体型の素人が集まって写真撮ってもらいました~☆」という素人臭さが誌面からどうしても拭えない。
読者がマネをしたくなるような、華のあるモデルが不在。良くも悪くもリアルすぎて憧れの対象にならないんです。これは女性向けファッション誌としては致命的。
誰が見ても「かわいい」と納得できる、ぽっちゃり系カリスマモデルを探し出すこと。そこに『la farfa』の存続がかかっているといっても過言ではありません。我こそはと思うぽっちゃり系女子は、今すぐ編集部に連絡してください!(小鳥居ゆき)
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